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チューブアンプの選び方
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ギター・アンプ用語集


ギターアンプの歴史 と ギターアンプ用語について勉強しましょう


目次 ギターアンプの歴史/ アンプ用語集



◇ギター・アンプの歴史

用語集 の前に、簡単な ギターアンプの歴史 です。

1940年代後半〜

エレクトリック・ギター発売当初のサウンドはクリーン主体であった為、オーディオ・アンプ同様、1つのボリュームしかありませんでした。
 ↓
その後、音楽の大音量化に伴いパワーのない出力の小さなアンプはボリュームを上げると歪んでしまい(当時は欠点だった)、アンプも歪まないように大型化されて行きます。
 

1960年代中期〜クラプトンの登場

しかしその歪んだ音が
カッコイイじゃん!!といった若者達(エリック・クラプトンジェフ・ベックなど)がいました。彼らは歪んだ音を出す為にアンプのボリュームを最大にし演奏し始めます
 

1970年代〜メサ・ブギーの登場

歪んだ音が主流になり、既存のフェンダーアンプを改造していたランドール・スミスメサ・ブギーを立ち上げます。

メサ・ブギーの特徴はマスター・ボリュームを付けたこと。プリ(入力)部と、パワー(出力)部にボリュームを設け、プリ(Gain)を上げる事で小音量でも歪みを作ることが出来、画期的なものでした。
 ↓
1980年代〜フェンダーからIIシリーズ登場
80年代に入ると本家フェンダーもアンプのデザインを見直します。

ランドール・スミス同様、70年代〜既存のフェンダーアンプを改造していたポール・リヴェラ(後にリヴェラを設立)を招き、マスター・ボリュームを付け、スーパー・チャンプやチャンプII、多チャンネル仕様のデラックス・リバーヴIIやプリンストン・リバーブIIなどを発表します。
 ↓
〜現在(エフェクト・ループ)
音楽はさらに多様化し、マスター・ボリューム以外に、外部エフェクターを繋ぐことも一般的になります。

特にアンプで歪ませる場合、ディレイなどの空間系エフェクターをギター〜アンプ間に繋ぐと音が濁ってしまいます。そこで登場したのがエフェクト・ループ端子

歪みの後に設けたこの端子により空間系エフェクターを効果的に使えるようになりました。最近は未使用時のエフェクト・ループ回路をバイパス出来るものも発売されています。

◇ギター・アンプ用語集

ギター・アンプの名称と機能の解説です。呼び方はアンプによって変わります。
■コントロール・パネル
写真はRIVERA PUBSTER25(ノーマルch+ブースト・スイッチ付き)
左から
INPUT
(インプット)
ギターを繋ぎます。
Volume
(ボリューム)
ノーマル時の入力レベルを上げます(主にプリ部で作用)
上げると小音量でも歪みが得られます。
Boost
(ブースト)
ブースト時の歪み量を調整します
Bass
(ベース/バス)
低域を調整します
Middle
(ミドル)
中域を調整します
Treble
(トレブル)
高域を調整します
Master
(マスター)
ノーマル時の出力レベルを上げます(主にパワー部で作用)
クリーン、または昔のアンプのようにパワー部をドライブさせたい場合はこちらを上げ、Volumeで音量を調整します。
Foot Switch
(フット・スイッチ)
フットスイッチを繋ぎます。リヴェラ・アンプの場合チャンネル(ノーマル/ブースト)切り替えと、リバーブのオン・オフが出来ます。
Boost Master
(ブースト・マスター)
ブースト時の出力レベルを上げます
Reverb
(リバーブ)
リバーブ(エコー)を調整します
Presence
(プレゼンス)
アンプ(パワー部)の最終的な高域を調整します
Power
(パワー)
電源スイッチです
大きなアンプの場合メイン以外にスタンバイというスイッチがあります。
スタンバイ・スイッチの使い方 電源を入れる = Power → Stand By
電源を切る = Stand By → Power
エフェクト・ループ端子(アンプ背面)

写真はRIVERA PUBSTER25
左から
Power Amp In エフェクターの出力を繋ぎます(リターン)
Pre Amp Out エフェクターの入力に繋ぎます(センド)

■アンプ背面

写真はFender Champ II
1.プリアンプ用真空管 入力された信号をパワーアンプに送れるレベルまで増幅します。

歪みの強い順に12AX7、12AT7、12AU7などがあり、基本同じものに交換しますが、音質を変えたいときなど12AX7→12AT7に換えることもあります(主にクリーンch)。

また、リバーブ回路や、エフェクトループ回路にも真空管を使用したモデルの場合、さらにプリ管が並ぶ事になります。

バイアス調整は必要ないのでご自分で交換可能です(感電の危険もありますので自己責任で)。親指位の大きさ

>>真空管をさがす - T's Guitar Room
2.パワーアンプ用真空管 プリ・アンプからの信号をさらに大きくし、スピーカーに送ります。

アンプにより6V6、6L6、EL84、EL34などがあり、それぞれの管に互換性はありません。

写真は6V6x2。交換は2本、大型のアンプの場合4本同時に交換します。

フェンダー・チャンプなどパワー管が1本のものや、自己バイアス方式のアンプを除き、バイアス調整が絡んでくるので安易に交換しない方が良いでしょう。

>>真空管をさがす - T's Guitar Room
3.スピーカー出力端子 スピーカーの出力端子。写真のようにここがジャック式になっているアンプの場合、別の例えば口径の大きなスピーカー(キャビネット)に繋ぎ換えることも出来ます(インピーダンスΩが同じもの)。

また、アッテネーターも使えるようになるため、ここをジャック式に改造するのも定番です。

*チューブアンプの場合スピーカーを繋がずに音を出すとアンプが壊れますので注意して下さい。
バイアス調整とは? 出力の大きなアンプの場合2本または4本の管を使ってパワーを引き出します。

バイアス調整とは複数のパワー管とアンプの電流を合わせる作業の事で、アンプにより
自己バイアス式と、固定バイアス式というものがあります。

自己バイアス式のアンプの場合、マッチングの取れたパワー管を挿すだけでOK(バイアス調整は不要)、固定バイアス式の場合は、パネル内部にあるバイアス用ポットにて細かな測定と調整が必要になります。

中にはバイアス調整用ポットのないモデル(例えば、フェンダー・ブルースJrやメサブギーなど)もあり、そういったアンプの場合、アンプに合わせたパワー管を挿すか、アンプ側の抵抗を付け替えるという作業が行われる場合もあるようです(バイアス調整用ポットを取り付ける改造もまれに行われるようです・・・)。

いすれにせよ、高電圧がかかる危険な作業なので、調整は(自己バイアス方式以外のアンプは)専門のショップで行いましょう。

■アンプ用語全般
コンボ・アンプ
Super Champ XD
アンプ部とスピーカー部が一体になったアンプのこと。

小〜中型アンプに多い。フェンダーVOXなどの大半はこのタイプ。ビルトイン・アンプとも。
スタック・アンプ
1987X
マーシャルやハイワットなど大型アンプに多いタイプ。

アンプ部(ヘッド)とスピーカー(キャビネット)部が分かれているタイプ。

接続には専用のスピーカーケーブルを使います。
ギター用のシールドケーブルを使ってはいけません
ブティック・アンプ プリント基板全盛の時代に登場したアンプ『マッチレス』に代表される、ハンド・メイド・アンプの総称。

プリント基板ではなく、昔ながらの手作業(ポイント・トゥー・ポイント、ハンド・ワイヤード)で配線を行う為、劣化の少ない太い音が特徴ですが、作業効率が悪く非常に高価です。
A級(クラスA)、AB級 簡単に言うと、1つの真空管で信号を管理するのがA級(クラスA)、A級はクリアで柔らかな音が特徴ですが、常に真空管がフル稼働している為、効率が悪く小出力のアンプ向きです。

対してAB級は、2つの真空管で信号を交互にやりとりする為効率が良く、パワーもかけられる為に大出力のアンプ向いています。

ピュアなA級に対し、ダイナミックな音を得意とするのがAB級と言えるでしょうか?

あまり歪ませず、タッチを表現したい方はA級アンプを試してみても良いかもしれません。

私所有のアンプではコーネル・ロマニー・プラスがクラスAになります。

■プリント基板方式か、ポイント・トゥー・ポイント、ハンド・ワイヤリング方式か?

プリント基板方式
とは、抵抗やコンデンサーなどの電子部品を、基板上にプリントされた薄い銅箔で繋ぐ方式のこと。現在はこのプリント基板方式が主流です。

写真はエフェクターの基盤・Ibanez TS-9(プリント)





ポイント・トゥー・ポイント方式とは、銅箔を使わずに、実線で繋ぐ方式の事を言います。

写真はIbanez TS808HW(ハンドワイヤード)




あまり綺麗ではないですね(^^;)

音に違いはあるの?

一般的に、ハンドワイヤード(ポイント・トゥー・ポイント方式)方式は信号のロスが少なくクリアで、音が太いと言われていますがどうなのでしょう?

ギターに関していうと、内部配線を例えばベルデンなどの良質のものに交換すると音が太くなったりするので、薄い銅箔よりは実線を使ったポイント・トゥー・ポイントの方が良い気がしますが・・・

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